「蝙夜(こうや)のつがい」著者:ユウヤケコウモリ先生
蝙夜(こうや)のつがい1 #創作漫画 #ルーセットオオコウモリ pic.twitter.com/WZn2DmXNnf
— ユウヤケコウモリ(マンガ描き) (@6oIYvFOtR9NY91U) March 23, 2019
人間の姿に変身できるコウモリたちの物語です。
最初読んだころは、なんだこれ?
こうもりが主人公?
なんか吸血鬼絡みか何かか?みたいに思ってました。
でも蓋を開けてみれば、日本の広島を舞台にしたほのぼの日常漫画(*´ω`)
主人公の火燈(ひとぼし)はのどかな街に住む若き青年。
動物標本などを収集する奇妙な趣味を持つが、生態系に強い関心を示す割と好奇心旺盛で気ままなタイプだ。
何者にもとらわれないひょうひょうとした性格。
物腰も柔らかで好青年だと思うな~(^_^)v
平凡な日常を送る火燈の元にとある一匹のコウモリが迷い込むのだが・・・
まあ読んでみてくだせぇ~
「蝙夜(こうや)のつがい」に登場するコウモリの種族について
「蝙夜(こうや)のつがい」を読んで気づいた事は、コウモリと一口にいっても様々な種がいるんだという事。
いや、そんなの当たり前なんだけど、まったく知らないなと(笑)
作中では「ルーセットオオコウモリ」や「オキナワオオコウモリ」などが出てくる。
ん~??初めて聞くわ!
まさかコウモリについて調べる日が来ようとは思わなんだ(笑)
まぁこれも何かの縁。
ちょっとコウモリについて調べてみよう。
オオコウモリ
ルーセットオオコウモリやオキナワオオオコウモリが属するオオコウモリについて以下引用を挙げる。
オオコウモリ(大蝙蝠、英語 megabat)は、コウモリ(コウモリ目、翼手目)の1グループである。大翼手類(だいよくしゅるい、Megachiroptera)。
オオコウモリ上科 (Pteropodoidea) オオコウモリ科 (Pteropodidae) の1上科1科を構成する。さらに伝統分類ではこの上科のみでオオコウモリ亜目(大翼手亜目)を構成してきたが、系統分類ではYinpterochiroptera亜目の一部となる。
指の間に張った膜の翼で空を飛ぶ、いわゆるコウモリであるが、大型のものが多く、翼を広げると2m に達するものすらある。コウモリといえばココウモリ類が頭に浮かぶが、翼以外の特徴はかなり異なる。
特に、小型コウモリが反響定位によって飛行し、そのために目は小さく、耳がよく発達するのに対して、オオコウモリ類は視覚に頼って飛行し、そのため目が大きく、耳は小さく、一般的な哺乳類の顔に近い。英名で Pteropus 属を flying fox 「空飛ぶキツネ」というのがうなずける顔立ちをしている。
オオコウモリとココウモリがあるが、一般的に私たちが目にする機会があるのはココウモリの方なのかな?
都会でも時々見ますよ。
意外だと思うけど夕方ごろに明らかに鳥のそれとは違う何かを目撃した事はあります。
さすがにオオコウモリはないな~。
哺乳類に近いというのも面白いね!
視覚が発達しているのか。
翼手目オオコウモリ科の哺乳(ほにゅう)類の総称。旧大陸の熱帯,亜熱帯に分布し,ほぼ1年中果物が実るところにすむ。黒褐色。翼を広げると30〜80cmに達する。日中は森林中の樹枝にぶらさがって眠り,薄暮から夜にかけ飛翔し,果物,花蜜,葉などを食べる。とくに果実を好んで食べ,その結実とともに小移動をする。
見た目に反して草食動物っていうのが良いよね(笑)
以下参考サイト
ルーセットオオコウモリ
ルーセットオオコウモリで検索すると出てきたのは「エジプトルーセットオオコウモリ」でした。
エジプトやエチオピアからタンザニア、南アフリカ、リベリアからガーナ、カメルーンからアンゴラなど、砂漠地帯や内陸部を省くアフリカ周辺部を取り囲むように分布している他、トルコ南部やイラン南部、オマーンやイエメン南部、サウジアラビア南東部などにも分布している。
毛色は褐色だが、しばしば灰色を帯びていて、雄は雌よりも体が大きい。
また、ルーセットオオコウモリの仲間は、唯一超音波を出して動き回るオオコウモリで、エジプトルーセットオオコウモリも超音波を発して位置を知ることが出来る。
森林地帯やサバンナなどに生息しているが、完全な夜行性で、夜遅くから活動をはじめる。
夜明け前にはねぐらに帰ってくるが、ねぐらは湿気のある暗い洞窟や廃墟などの建物の他、樹洞や岩の裂け目などで、眠る時は逆さまになって休む。
ルーセットオオコウモリはどうやらアラビアに分布するコウモリらしい。
作中で登場するルーセット王国にもアラビアンな表現が出てくるし・・・
以下参考サイト
オキナワオオコウモリ
19世紀に沖縄島で、3 - 4頭が採取されたのみとされる[4][5]。20世紀以降は発見例がなく、大英自然史博物館所蔵の2頭の標本のみ現存する[3][4][5][6]。一方で実際は沖縄島には分布しておらず、これらの標本は東南アジアで採取されたとする説もある[3][5]。マリアナオオコウモリPteropus marianusの、シノニムとする説もある[3][6]。
オキナワの名前がついているけど、本当に沖縄に生息していたかどうかまでは分からないという事かな?
1987年にワシントン条約附属書IIに掲載され、1990年にワシントン条約附属書Iに掲載されている[2]。2017年現在の沖縄県レッドリストでは、絶滅と判定されている[4]。
残念ながら既に全滅したそうです・・・
以下参考サイトwww.zetsumetsudoubutsu.com
「蝙夜のつがい」の魅力
この作品は、ほのぼの日常漫画だけど主人公の出自が不明な点と別エピソードの「蝙夜の家族」に登場する蝙夜族の姉弟も紛争中?の国を離れて逃げてくるシーンがある。
他にも、火燈の嫁ちゃんであるパトラも敵に襲われるシーンが出てくるなー。
日常メインだけど、何やら不穏な気配も感じる・・・
蝙夜族の世界も一波乱あるかもしれないですね(゜_゜)
蝙夜の家族第1話1/2#蝙夜のつがい #蝙夜の家族 #創作漫画 #ルーセットオオコウモリ #創作マンガ
— ユウヤケコウモリ(マンガ描き) (@6oIYvFOtR9NY91U) July 7, 2019
蝙夜のつがいのエピソードから1年半ほど先の物語です😃
ここから読んでもわかるように描いたつもりですが、蝙夜のつがいもpixivに投稿しています。https://t.co/TzdjsRKRGT.… pic.twitter.com/0hdxj1eERQ
小さな蝙夜族の姉弟が可愛い~!!
主人公とは血がつながっていないのがいいですね!
バラバラだけど一つの家族っていうのが好きなんです(笑)
蝙夜のつがいー結婚前夜編ー第1話 | ユウヤケコウモリ #pixiv https://t.co/UCwBTXDkCi
— ユウヤケコウモリ(マンガ描き) (@6oIYvFOtR9NY91U) November 17, 2019
pixivにまとめました😃
話のテンポもよく、ちゃんと下地があって丁寧に作りこまれている作品だと思いました。
不思議と安心できる安定感のある物語。
良い作品だと思います。
自分自身も学ぶ点やまほどあるな~。
興味ある方は是非ご覧くださいね。
著者のユウヤケコウモリ先生(@6oIYvFOtR9NY91U)のTwitterで最新話が随時更新されますのでチェックです!
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